Microsoft SharePoint エンタープライズ検索の構成とカスタマイズ基礎[OH-2013-205]

Microsoft SharePoint の利点の一つが検索機能です。検索によって目的の情報を素早く見つけられれば、業務効率を向上につながります。

SharePoint の検索機能は組織の業務に応じてカスタマイズできるようにもなっています。 とはいえ、独学では全体的に機能を網羅しようとすると、環境の用意、勉強時間の確保などの点でなかなか取り組めない方も多いのではないでしょうか?

本コースではSharePointをもっと活用できるよう、オンプレミスの SharePoint 2016 / 2013 を中心にエンタープライズ検索について体系立てて説明します。検索の内部構造を説明したうえで、標準機能を使ってどのようなカスタマイズができるのかを把握できます。 豊富な実機演習を踏まえ、短期間で一通りの機能を体験できるため、業務ですぐに役立てられます。

対象者
  • SharePoint の基本的な検索機能でどのようなことができるのかを把握したい方
  • ファイル共有の基本機能は把握しているが、検索機能を使ってもっと効果的なSharePoint サイト活用ができないか検討している方
前提条件 弊社オリジナル研修コースである「Microsoft SharePoint サイト管理の基礎」をご受講済みか、もしくは同等のスキルをお持ちの方
対象製品
  • Microsoft SharePoint Server 2016
  • Microsoft SharePoint Server 2013
実施日数 2 日間
実施時間 10:00 -17:00 (標準 6 時間)※1日あたり
提供形態 ハンズオン形式
オープンコース

定員 : 4名様まで
参加費 : 120,000円(税別 1名様あたり)
※レンタル マシン、テキスト代を含みます。

一社向け研修

定員 : 10名様まで
講師派遣費 : ¥500,000 〜 (税別) ※2日分
※金額は、講師派遣費用のみであり、レンタル マシンおよびテキスト代等は含んでおりません。詳細についてはお問い合わせください。

備考

カスタマイズ研修については、直接お問い合わせください。

目次

テキストの目次です。

  1. SharePoint エンタープライズ検索の基礎
    1. SharePoint Serverの検索機能の概要
    2. サイト内の検索
    3. エンタープライズ検索センターサイト
    4. クエリ言語
  2. 検索アーキテクチャー
    1. 検索サービス アプリケーション
    2. 検索コンポーネントとデータベース
    3. クロール コンポーネント
    4. コンテンツ処理コンポーネント
    5. 分析処理コンポーネント
    6. インデックス コンポーネント
    7. クエリ処理コンポーネント
    8. 検索管理コンポーネント
    9. 検索トポロジー
  3. 検索の構成
    1. 既定のアクセス アカウントの管理
    2. コンテンツ ソースの管理
    3. 優先するページ
    4. 検索先 (Result Source)
    5. クエリ ルール
    6. クエリ ビルダー
    7. 検索スキーマ
    8. クエリ候補
    9. 検索辞書
    10. カスタム エンティティ抽出
    11. 類義語辞典(シソーラス)
    12. ユーザー辞書
  4. 検索ページのカスタマイズ
    1. ページ構成
    2. 既定の検索ページ
    3. 既定の検索結果ページ
  5. 高度なカスタマイズ
    1. 表示テンプレート
    2. コンテンツ検索Webパーツ
    3. クロスサイト発行機能
    4. コンテンツ エンリッチメント Webサービス
    5. Business Connectivity Services 検索
    6. Office 365 と検索

演習の目次です。

  1. 検索サービス アプリケーションの作成
    • Webアプリケーションの確認
    • 検索サービス アプリケーションの新規作成
    • Webアプリケーションへの関連付け
  2. 検索サービスの初期設定
    • 既定のコンテンツ アクセス アカウントの設定
    • グローバル検索センターサイトの設定
    • コンテンツ ソースの編集とクロール実行
  3. 基本的な検索
    • 検索用コンテンツの準備
    • インライン検索
    • キーワード クエリ言語の利用
  4. クエリ ルール
    • 検索用コンテンツの準備
    • クエリルールの作成
    • 検索結果の確認
  5. 検索スキーマ
    • 管理プロパティの新規登録
    • フルクロールの実行
    • クエリ検索
  6. クエリ候補
    • フレーズの登録
    • タイマージョブの実行
    • 結果の確認
  7. 検索辞書(会社名の抽出)
    • 検索コンテンツの準備
    • 管理プロパティの設定
    • 検索辞書の登録
    • フルクロールの実行
    • 絞り込みWebパーツの構成
    • 検索結果の確認
  8. エンタープライズ検索センターサイトのカスタマイズ
    • 検索先の追加
    • ページの作成と検索結果Webパーツの編集
    • ナビゲーションの変更
  9. コンテンツ検索Webパーツ
    • SharePoint Server 発行機能のアクティブ化
    • 発行ページの作成
    • コンテンツ検索Webパーツの構成
  10. Business Connectivity Services の検索
    • Secure Store Services の準備
    • 外部コンテンツ タイプの作成
    • 検索設定
    • 検索結果のカスタマイズ
2017年2月27日更新
※内容については予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。