コースID : OH-M365-208

Microsoft 365 のドキュメント管理と検索

最終更新日 :

ファイル管理のイメージ

※このコースは2025年2月下旬以降に提供を開始します。

Microsoft社によると2024年現在、Microsoft 365 には世界中で毎日20億ものドキュメントが格納されているそうです。 今後、ドキュメントの数が減ることはないでしょう。このように作業環境におけるコンテンツの量は私たちが想像する以上に非常に速いスピードで 増大し続けています。このような状況において従来の人海戦術的なドキュメント管理の手法には限界があります。ユーザーが求める情報を 素早く正確に入手するための方法へのシフトが求められています。 Microsoft 365 環境でのドキュメント管理の中核は SharePoint です。OneDrive for Business もベースは SharePointです。 Microsoft TeamsやViva Engage, Planner, Stream, Loopなどの Microsoft 365の各サービスも SharePointを中心としたドキュメント管理を行っています。 この研修では、ファイルサーバーとは異なり SharePoint の利点を生かしたドキュメント管理の基本的な利用方法から応用的な利用方法までを学びます。 Teams, SharePoint, OneDrive の使い分けのポイントも解説します。 さらに、Microsoft 365 の検索機能を活用して、情報を素早く見つける方法も学びます。

研修内容
  1. ファイル管理の基礎を学ぶ
    • 組織内で管理されるファイルの種類
      • 記録文書と一般文書
      • e-文書法 (電子文書法)
      • ドキュメント管理のライフサイクルとレコード管理
      • ドキュメント管理の計画
    • ファイル サーバーやメールを使ったファイル共有における課題
    • ファイルをSharePont ページやリストで置き換える
    • ファイルの共有と発見
  2. Microsoft 365 でのファイル管理を考える
    • OneDrive for Business
    • SharePoint と OneDrive for Business
    • Microsoft Teams
    • Microsoft TeamsとViva Engage
  3. ファイルの保存と公開方法を学ぶ
    • SharePoint上でのファイル管理の基礎
      • ファイルの格納先
      • ファイルの偶発的な保存を防ぐ
      • OneNoteとSharePoint
      • ファイルの閲覧者と閲覧数
      • バージョン管理
      • ファイルの要求
      • OneDrive と SharePoint のライブラリの復元機能
    • ドキュメント ライブラリの列の利用
      • 物理的な仕分け(フォルダー)利用の課題
      • メタデータとは?
      • SharePoint上で利用できるメタデータの種類
      • 見つけやすさの工夫
      • メタデータの利用計画
    • 高度なメタデータ管理
      • コンテンツ タイプ
      • 用語セット
    • Power Automateを組み合わせたファイル管理
    • 共有リンクの詳細
    • ファイルの社外共有
      • 社外からのアクセス(外部共有)
    • 特定のユーザーとの共有
  4. Microsoft 365 Copilot agents in SharePoint
  5. [参考] SharePoint Premium
    • フォーム処理モデル
    • ドキュメント理解モデル
    • コンテンツ アセンブリ
    • 画像のタグ付け
    • SharePoint Premium の新機能
  6. Microsoft 365 での検索概要とSharePoint および OneDrive for Business での検索
    • 検索の仕組み
    • 検索範囲
    • 管理プロパティ
    • キーワードクエリ言語
    • ひとの検索
    • 強調表示されたコンテンツWebパーツ
  7. Microsoft Teams および Outlook on the web での検索
  8. Microsoft Search を使った全体検索と Microsoft 365 Copilot
    • Microsoft Search の概要
    • Microsoft Search in Office と Copilot
    • Microsoft Search の設定および管理
    • Microsoft 365 Copilot との検索アプローチの違い

※内容の一部は予告なく変更することもあります。あらかじめご了承ください。

コース情報
前提条件
弊社オリジナル コースである次のコースを受講しているか、もしくは同等の知識があること。
対象製品
Microsoft 365 (Office 365 含む)
実施日数と時間
2日 (9:30 - 16:30)
提供形態
講義形式 (Microsoft Teams を使ったリモート開催)
オープンコース(集合研修)
定員 : 6名様 | 参加費 : 150,000円 (税別 1名様当たり ※テキスト代含)